福岡のイラストレーターと言えばkyne。
kyneの読み方はキネ。
1988年生まれ。2018年で30歳前後。
顔出しはNGのようで、写真は常にイラストで顔を隠しています。
イラストにはあまり興味が無い私ですが、kyneの絵だけはめちゃくちゃ惹かれてしまい、どうしてもまとめたくてまとめてみます。
kyneの作風からコラボしているアーティストなどについてです。
kyneのインスタはこちら↓
kyneの作風について
kyneは18歳くらいまでスプレーでグラフィティを描いていましたが、グラフィティは誰でも描ける・個性がないと、新しいスタイルを模索。
大学時代に、グラフィティとは別軸で描いていた油絵から日本画へ転向。
(油絵は周囲の人間が上手すぎてそれを超えるのが難しいと判断したため)
その日本画とグラフィティが重なり合って、現在のスタイルを確立したようです。
制作は、鉛筆でスケッチ〜ペン入れまでは手描き、それをスキャンし、そこからはPCでの作業。
スケッチからキャンバスに描き出すまで3〜4日で仕上げているとのこと。
モデルは女性ばかりだが実在したりしなかったり。
パーツごとに実在するなど様々。
kyneのショップ
ON AIR
2017年にアトリエ兼ショップの「ON AIR」を福岡市中央区薬院にオープン。
(イラストレーターのNONCHELEEE(ノンチェリー)と共同でオープン)
グッズなどは店舗で販売しており、Tシャツなどの新作発売時はインスタで告知がありますが即完がほとんどです。
コメント欄にも再販希望が溢れてます。
「ON AIR」のインスタはこちら↓
NO COFFEE
「NO COFFEE」とはアパレル業界にいた佐藤慎介さんが2015年にオープンしたコーヒー屋さん。
kyne通は、「ON AIR」に行ってから徒歩5分程度の場所にある「NO COFFEE」(コーヒー屋)へ行くのがチルなルートらしいです。
「ON AIR」から「NO COFFEE」へのルート↓
オーナーである佐藤慎介さんは、普通にコーヒー屋をやっても周りの店には勝てないと判断し、オリジナルのグッズ販売をメインにスタート。
アーティストとコラボし、ポップアップなどを展開しています。
今後は海外に二店舗目を出すことも検討しているとのこと。
「NO COFFEE」のインスタはこちら↓
NO COFFEEには私が勝手にリスペクトしている内田洋一朗さんの作品もあります。
内田洋一朗さんは原種の蘭を中心に扱う福岡の「PLACERWORKSHOP(プラセール)」オーナー。
1978年生まれ。
詳しくはこちら。
落書きのような文字がなんとも言えない、グラフィティのようなタイポグラフィのような。
私が文字を描くときはこの方の影響を多大に受けています。
描いているところを一度でも良いから見てみたい。
どれくらいのスピードで描いているのか、殴り書きなのか、計算されているのか、かなり気になります。
グッズなどはこちらから。
http://www.vivova-market.jp/?mode=cate&cbid=1528993&csid=0
内田洋一朗さんのインスタはこちら↓
kyneコラボ作品
内田洋一朗さんはもちろんkyneともコラボしています。
kyneのイラストとこの文字。
こりゃたまりません。
2016年に二人でイベントを開催したようで、こちらの記事に詳しく書かれていました。
当日は公開制作からシルクスクリーンのグッズ販売などがあったようで、超絶行きたかったイベントです。
大阪でもぜひ開催してほしい。
kyneとコラボしているアーティストでもう1名気になる方が、山口歴(やまぐちめぐる)さんです。
1984年生まれ。実家は恵比寿の通称シティボーイ。
鳥山明さんに憧れて絵を描き続けてきたようです。
ラッパーのR指定に似ていると思うのは私だけでしょうか。
現在はニューヨーク・ブルックリンに在住で「筆跡/ブラッシュストローク」という技法で活動しているアーティストです。
ユニクロ・ナイキなど、大手アパレル企業ともコラボしています。
公式サイトはこちら↓
インスタはこちら↓
山口歴は2017年5月にkyneとの合同展「STAY GOLD」を開催。
場所は福岡UNION SODA。
この合同展では限定100枚のサイン入り原画が販売されました。
1枚8万円・・!
いまでは高値が付きオークションでは30万円超えのものも。
で、kyne・山口歴さん・内田洋一郎さんのインタビュー記事がありました。
2015年の記事ですが、ニューヨークにある山口さんのスタジオに、kyneと内田さんが訪ねたときの内容が書かれています。
この三人が揃うとは。
kyneの原画・Tシャツなど
kyneの原画は個展やイベント時にしか購入できないぽいです。
ヤフオクでは100万超えのものや、シルクスクリーンの作品であれば10〜20万円で販売しています。
その他のグッズはTシャツ、パーカーなどが人気。
(写真は2017年11月に渋谷のナノユニバース東京店のみで発売されたもの)
Tシャツはだいたいが1万超え、発売と同時に即完売です。
高くて手が出ない・・という方はkyneのTシャツコーディネートでも見て楽しんでください↓
https://wear.jp/coordinate/?tag_ids=366070
私が以前欲しかったのはFTCとのコラボのスケートボード↑。
FTCはサンフランシスコ・バルセロナ・渋谷・名古屋に店舗を構えるアパレルをメインとしたショップです。
水原希子もこのスケートボードを持ってました。
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kyneは各界の著名人からも人気で、有名どころだと、村上淳、コムアイ、tofubeats、iri、5lackなど。
芸能〜音楽業界など、幅広く支持されています。
kyneステッカー
大阪ではあまり見かけませんが、kyneステッカーが東京・福岡県内に多く存在しています。
それをインスタでアップするのが流行っている・・?かもです。
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福岡出身のイラストレーターkyne。いかがだったでしょうか。
福岡に行った際はぜひ「ON AIR」〜「NO COFFEE」のチルなルートで周っていただき、kyneステッカーを探して歩くというのも面白そうです。
では今日はこの辺で。