Creemaというサイトで絵を販売しているのですが、運営側より連絡があり、「著作権違反に該当する商品があるため、商品をすべて展示作品として移動しました。」
というようなメールが届き、サイトを確認すると何ということでしょう。
すべてきれいに展示に移されていました。
著作権に違反していないものまで。
まーほとんどが有名人なので、そりゃダメでしょってことです。
はい、すみませんでした。
なので現在サイトでは販売しておりません・・
私のページはこちら↓
著作権と肖像権について
いままでも自分なりに著作権と肖像権について調べてきたのですが、ざざっと思う事を。
そもそも著作権について、写真の場合、撮影者が死んでから50年経過していれば、写真の著作権は切れます。
ただし、被写体となった人物には肖像権があります。
著作権が切れていても肖像権が生きている場合があったり、肖像権が切れていても著作権が切れていない場合があります。
著作権と肖像権は分けて考える必要がありますね。
人物画を販売するときの安全パイは、自分で自分を撮影し、自分をモデルにして販売することが安全。ということです。それか身内・知人など。(当たり前)
絵の著作権についてはネット上に様々な情報があると思うのですが、私が行き着いたところは結構グレーな部分が多いな。という印象です。
一企業が商業目的で、アーティストの絵を無断で販売する場合はご法度ですが、一個人が小遣い稼ぎで販売する事に関しては問題ないとは言い切れませんが、いちいち個人を追いかけて訴えていたらキリがないのでそのままのケースが多いと思います。(それでも違反は違反ですが)
絵を販売するうえでのプライドとかモラルの問題だと思います。
やはりオリジナルで勝負しろってことですね。
私の場合、一個人としてCreemaのサイトで販売しているため、著作権・肖像権の権利を持っている人間がCreemaを訴える可能性があるという点と、そもそもCreemaの販売ルールに反するという点から削除されました。
kurryさんやbuggyさんもディズニーのパロディとかを販売していますが、あれはあれで覚悟あっての絵なんですかね。
著作権フリーのチェゲバラ
私が知ってる限りで著作権フリーの有名どころはチェ・ゲバラとマリリンモンローです。
チェは写真家とそれを加工した芸術家が著作権を放棄したとのこと。
それでTシャツとかに使用され一気に広まったと言われています。
写真家には一銭も入ってきません。もったいねー。
マリリンさんは「亡くなった場所問題」で肖像権が無いようです。
マリリンさんが死んだ場所はニューヨーク。
ニューヨークでは、被写体の人物が亡くなると肖像権はなくなるため(州によって法律が異なる)ニューヨーク州出身のモンローの肖像権は切れています。
以下のサイトでも無料配布され、人格を侵害するようなひどい使い方を使用しなければ商用でも使用可能とのことです。
上記の写真は商用利用可能ですが、他のマリリンさんの写真には著作権が存在するため、確認が必要かと思われます。
以下のページで質問している方がいますので参考までに。
パブリックドメインの素材であれば商用利用可能で、自由に使えるので今後はそっち方面かなーと考えています。
ただ上記のパブリックドメインQのサイトに念のため問い合わせたのですが、著作権上は商用可ですが、すべて自己責任で、国によっても法が異なるため、確認は必要とのことです。以下メール引用です。
GAHAG管理人です。
当サイトをご覧いただきましてありがとうございます。
著作権上は可能です。
肖像権そのものは、日本では認められていません。
ただし、人格権やパブリシティー権を侵害するような利用は、
訴えを起こされる可能性があります。
利用に関しては、すべて自己責任となりますので、
どのような利用が損害賠償の対象となるのか、
判例等を調べるなり、きちんと理解した上で、
判断をして頂くことをお願いいたします。
う~ん、難しいですねぇ、自己責任の範囲で、確認を取る必要がありそうです。
ただ海外のアーティストなんかは取りようがないので、そのまま描いている人も多いでしょうし、当人もそのままスルーしてるケースが多いと思います。
まぁ何れにせよ自己責任で。
今日はこの辺で。