田我流(でんがりゅう)の名曲「ゆれる」。
EVISBEATSのALBUM『ひとつになるとき』に収録されています。
ライブでも鉄板です。この曲が無いと終われません。だいたいライブの最後に歌います。Twitterでもよくアップされています。
8.31 渋谷WWW 田我流-ゆれる pic.twitter.com/2ci8LAhxZ4
— すだち (@Orca7_) 2018年8月31日
この「ゆれる」のPVとかリリックが好き過ぎてブログに書くに至りました。HIPHOPのまとめサイト等でも詳しくまとめられていますが、、特にPVにポイントを絞り書きたいと思います。
田我流について
田我流の基本情報です。
- 年齢 1982年生まれ 35–36歳
- 出身地 山梨県一宮町
- 経歴
高校卒業後、単身NewYorkへ。(英語ペラペラです)
3年後、帰国しstillichimiya(スティルイチミヤ)を結成。
2011年に公開された映画『サウダーヂ』では、主演のひとりを務め知名度を上げました。
バンド・プロジェクトの「田我流とカイザーソゼ」というグループでも活動しています。
曲紹介
- B級映画のように2
- やべ~勢いですげー盛り上がる
- EVISBEATS ゆれる feat. 田我流
などなど・・もっとあります。
田我流とEVISBEATS
「ゆれる」はEVISBEATS名義で2012年7月11日リリース。田我流はfeaturing。
EVISBEATSとは・・
Trackmaker。奈良県出身、和歌山県在住。
元韻踏合組合、2004年から作曲家EVISBEATSとして活動。
ブログではあまりLIVEは得意ではないとのこと。でも、もっとLIVEして欲しいです。
EVISBEATSのブログはこちら。
AMIDA名義でマイクを握りラップもやります。EVISBEATSの「ゆれる」はこちら。これもかなり良いです。
MICHEL☆PUNCHとDJ Mighty Marsによるユニット・PUNCH&MIGHTYのLIVE映像です。セミの音とピアノの音色が相まって、エビスさんのラップがどハマりしています。
(6月3日・6月4日に開催された野外音楽フェス「頂 –ITADAKI- 2017」より)
このPUNCH&MIGHTYと田我流が一緒にLIVEすることもあり、そのときの「ゆれる」は絶品です。
直近だと、和歌山のバーグスというダイニングバーで2018年7月頃にLIVEしたのが多分最後かと思います。
EVISBEATSがトラックを提供してきたアーティストはこちら。
- KREVA
- SHINGO★西成
- 般若
- RHYMESTER
- ET-KING
- BASI
など。
2018年8月には3rdアルバム「ムスヒ」をリリース。
「ゆれる」の続編 夢の続き feat. 田我流が収録されています。
EVISBEATSと田我流が出会うきっかけですが、2011年3月頃にアルバムのトラックの話がきっかけで交流スタート。
「ゆれる」は当初ジャズのオケで田我流が仕上げており、LIVEでも歌っていたようです。そこにEVISBEATSのトラックが新たに乗っかた感じだと思います。(たぶん)
田我流「ゆれる」PVの制作スタッフなど
さて本題「ゆれる」のPVについてです。
PVの制作はスタジオ石。
EVISBEATS曰くスタジオ石が自主的に制作していったPVのようです。
スタジオ石のメンバーはほぼstillichimiya(スティルイチミヤ)の人で構成されています。
スタジオ石について
stillichimiyaの活動の一環における映像制作班の名称。
山梨県は一宮町石という地域に拠点を構えることから“石”という名をとり、
創業者のMMMとMr.麿がスタジオジブリに心酔していたことから敬意を表しカタカナ表記でスタジオ石となった。
スタジオ石のサイトはこちら。
制作スタッフ紹介
- 企画,制作 / スタジオ石
- 監督,編集 / MMM(スタジオ石 stillichimiya)
- 撮影 / MMM,山口貴裕(スタジオ石 フォトグラファー・映像撮影)
撮影日
2011年6月某日 田我流が28〜29歳ころの作品です。
撮影地
もちろん山梨県。家はたぶん田我流の家です。
YouTubeのキャプションの箇所に「田村家」と表記があります。(田我流の本名は田村 隆)
その他
撮影から約半年後の2011年12月4日に公開されました。
動画の長さは5:30。
田我流「ゆれる」動画詳細
電車が走り抜ける音のイントロ〜趣のある古民家からスタートです。
田我流らしい、和を感じさせる佇まい。いまもここに住んでいるですかね。
タンクトップ姿の田我流さんがヒゲを剃り、朝ごはんを用意する。
掃除して、レコードを聞き、スクラッチする。
お香を焚いてCDを聞く。そしてお茶を淹れる。お茶が似合いますね。
で、一服。ほんとに田我流のオフの日の過ごし方を見ているようです。
最後は塩山駅(えんざんえき)まで友達か誰かを迎えに行くようなシーンがあります。
駅に行くときは、白いTシャツに着替えるんですね。黒は家着なんでしょうか。
あとYouTubeのキャプションで一番気になるのは「塩山駅前のにいちゃんたち」です。
エキストラ出演でしょうね。こんな名曲に出演できるなんてうらやましい。
ビデオのコンセプトは、田我流の日常。のようなビデオです。
いろんな見解があると思いますが、何気ない日常を切り取った映像が多いです。
歌の中で一番好きなパートはここです。
『咲かそう枯れ木に花を 踊ろう時には土砂降りの雨に打たれて 早すぎて流されがちな日々にふっと 何もかも変わっちまいそうな気がするけど そんな時ほど心に太陽を なるようになるさと言い切れる勇気を』
『社会から見れば窓際の人 いつに生まれても「俺は俺だと」』
終盤、ロータリーを自転車二人乗りでぐるぐる回るという謎シーンが。
これも結構好きです。
この塩山駅、東京駅から約2時間ほど。
どんなところかと言うと・・ワインが有名・・?な気がします。
あとフルーツ公園があるみたいです。
で、結局田我流が誰を迎えに行ったのか分からないまま、家に帰っていきます。
それと重なるように東京の街行く人々が映し出され、PVは終わります。
(塩山駅前のにいちゃんたちに会いに行っただけなのでは・・)
そんな「ゆれる」ですが、色々とYouTubeに上がっています。
ライブverやインストのみ、韻踏合組合ヒダディーのダブもありました。
「ゆれる」大好き人間としては全てチェックしているつもりです。
ネット上にある「ゆれる」を紹介します。
いろんな田我流の「ゆれる」
いろんなLIVEでの「ゆれる」がありますが、私のおすすめはこちら。
EVISBEATSとPUNCH & MIGHTYです。
冒頭に「ゆれる」が出来上がるまでの過程を田我流が語っています。
あとインストの「ゆれる」です。
インストだけでも癒されます。
最後はヒダディーのダブです。田我流の家でダブを録りに行った動画です。
ヒダディーがピアノ弾いています。
ピアノの音が少し小さいですが、楽しそうです。
お酒とおつまみが並んでいるところも良いですね。
これの関連動画でダブの本録りを撮影している動画があったのですが、削除されたようです。
いや〜「ゆれる」最高です。いつまでも聴き継がれる名曲だと思います。
エビスさんと田我流のLIVEで聞きたいですね。
では今日はこの辺で。