osaka49ersのブログ

ステンシルとストロングゼロ飲んで寝酒することが大好きなおっさんのブログです。

初めてのデザフェスでライブペイントしたこと(前編)

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2016年のデザフェスで初めてライブペイントしたこと書きます。

デザフェスへの参加が初めてでどんなもんか分からなかったのですが、

結論「楽しかった・また参加したい」と思えました。

ライブペイントした壁も大きくて横3.6m・高さ1.8mか2mくらいあったように思います。

丸二日間、絵を描いてましたね。

デザフェス初心者ですが、そのときのことを書きたいと思います。

デザインフェスタ(デザフェス)とは・・?

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東京ビッグサイトで行われるアジア最大級のイベントです。

アートだけでなく、ショーやワークショップ、バンドなどなど大人の文化祭的なノリです。

designfesta.com

日本人だけでなく海外の方も多くいます。コスプレしてる方も多くいます。

目立ってなんぼの世界です。

おそらく年に3回、5月と8月と11月にやってます。私が参加したのは11月でした。

出店ブースは約5,000、出店人数は1.5万人です。時期によって変動します。

かなりの人が押し寄せるので、ハンドメイド作品、オリジナル作品をPRするにはもってこいの場所だと思います。

 

ただ出店料が高いんですよね。

ライブペイントの場合、出店料42,000円(2日間です。

最安で小さい普通のブースで12,000円(1日)とかです。

え、絵描くだけですよ?

ただの壁に絵描くだけなんですけど。って思ってましたが、あれだけいろんな人が来て、今後にも繋がる可能性大なので妥当な値段だなと今では思います。

当時は高すぎて、新幹線・宿泊とかを考えるとスーパー赤字で出店悩んでましたけど、出て良かったです。

私も色々と繋がりました。おいしい話もありました。

そのとき売れなくても問題無し(悲しいですが)、自分の宣伝費として考えるべきだと思います。

デザフェス初心者が参加までにまずしたこと

1.エントリーして抽選

デザフェスサイトからエントリーですね。だいたい抽選です。

抽選の結果発表当日は、twitterで「デザフェス落ちた」などがタイムラインで出てきます。

それほど人気なんですねー。審査は無いので、リアル抽選ですね。

転売・既製品・版権物などは出店NGです。

そういった類のもので出店すると、たぶん当日に注意されて撤収パターンやと思います。

私も人物画なので肖像権アウトやろなーと思ってましたが、ライブペイントは販売ではないからセーフと割り切ってます。

2.新幹線・宿探す

私は大阪からの参加なので、新幹線と宿探しました。

東京bookmarkで良いでしょう。

夜出歩くのもしんどかったので、ビックサイトの近所に宿泊するだけで十分でした。

3.デザイン考案・型紙用意する

で、私はステンシルがメインなので型紙が必要です。

エントリーが通過したら型紙準備に入ります。

ステンシルってなんやねんという方は絶賛まとめ中なので、また更新します。

まずどんなデザインにするかですね。そこから考えます。

当時考えたデザインはこちらです。

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これ多分パリピな奴らにしか見えないかもですが、実は道頓堀にある食いだおれ太郎です。

大阪をイメージしたものでなんか描きたいなーと思いつつ、やっぱ人物は外されへんしなーと思って行き着いたのが、食いだおれ太郎でした。

ただカートコバーンとジョンレノンは元からメガネやし、なんか変化ないかも。と思ったりしてました。

悩みましたが、これでいくことに決めました。

左上から順番に、

  • 2PAC
  • カードコバーン
  • ジョンレノン
  • オードリーヘップバーン
  • デヴィッドボウイ
  • マリリンモンロー
  • ボブマーリー
  • マイケルジャクソン

です。

 

全員死んでます。はい。

全員好きです。

 

で、これをステンシル用に加工して、、色々調整します。

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この画像の調整についてはまた書きたいと思います。

4.ステンシルを発送する

で、型紙できたら東京ビックサイトへ発送です。

さすがにステンシル持って新幹線はきついので、型紙は全部発送しました。

1レイヤーしか作ってなので、型紙作成はそこまで時間掛からなかったです。

 

1人あたり1時間で8名。いや、8時間、ほぼ1日作業ですね。

時間掛かってます。

5.テーブルだけデザフェスでレンタルする

自分の名刺は置きたいのでテーブルは要るなーと思い、テーブルだけデザフェスでレンタルしました。これはレンタルして正解でした。

ただ割と高さがあるテーブルだったので、ライブペイントの絵が隠れてしまうことが少し気にはなりました。

あと現地で物販するか悩んだんですが、発送費も掛かるし、売れない場合、悲しいなーと思い、販売する絵は1枚しか持っていきませんでした。

いま思うともう少し持って行って交通費分くらいは稼いだら良かったーなーと思います。

というのもかなり人が立ち止まってくれたので、販売する機会が多々あったからです。

テーブルもその販売・展示用として、もう少し活かすことが出来たかもしれません。

唯一持っていった絵は外国人の方に購入いただけました。

こちらの作品です↓

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この作品は、失敗作のキャンバスにマクドの紙袋を貼り付けて、白ペンキ塗ってステンシルしてます。

マクドの紙袋剥がしたら失敗作が見れるシリーズです。

失敗したらよくやります。

キャンバス捨てるの勿体無いですしね。ケチでせこいですね。

デザフェス当日、最初にしたこと

ビックサイト着いてから最初にしたことは・・

  • 荷物受け取る
  • 型紙とか準備する
  • 近所挨拶する
  • ぶらっと1周して良さげな人チェックしておく。(あとで一瞬見に行くためにです)

くらいです。

会場オープンまで時間があるので、ショーする人とかのリハーサルが見れました。

ダンスやら演劇やら。色々。

まーほとんど興味無いものが多かったですが、それを眺めている間に11:00になって会場がオープンしました。

 

で、実際に描いていった詳細については後編で↓

www.osaka49ers.com

大阪の画材屋と言えば笹部洋画材料店!!

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私のお気に入りの画材屋さん「笹部洋画材料店」さんについて簡単にまとめてみました。

歴史ある画材屋さんかと思いますが、いつから営業しているのかは不明です。。

大阪の老舗画材屋さんであることは間違いなし。

絵を描いている人・画材屋巡りが好きな人には必ず行って欲しい画材屋です。

笹部洋画材料店の基本情報(知っている範囲で)

場所は日本橋駅付近、道頓堀を抜けたところにあります。

(地下鉄日本橋駅6番出口より北へ徒歩2分 橋の手前の道右へ)

 

営業時間はちょっと短いです。朝10時〜18:30まで。日曜日はお休みです。

 

お店にたどり着くまでに、かなりの中国人・韓国人の観光客がいます。

 

品揃えはかなり豊富で、特にロールキャンバス・木枠の種類が多いと思います。

 

あとは値段が安い

全国的にも有名な画材屋さんで、他府県の絵師さんもネットで購入したりしているようです。

 

よくまとめ売りというか、アウトレット的な商品の販売があり、それを狙っていくのもありかと思います。

キャンバスのまとめ売りや水彩筆のまとめ売りをよく見かけます。

 

最近気になっているのが、特殊な形をしたキャンバスです。

綿100%のキャンバスですが、丸やハート形など色々な形があります。

これもまた安い。1点500円〜で販売していました。

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笹部洋画材料店で販売しているスプレー

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私がステンシルをするため、スプレーの話になってしまうのですが、、

笹部さんで販売しているスプレーはリキテックスアムステルダムです。

リキテックスは他の画材店やネットで購入するよりも安く購入することができます。

 お値段なんと・・1本1,134円!

どこの店よりも最安の値段ではないでしょうか。(定価1,620円です)

ただ黒系はやはり人気なのか品薄のときが多いように感じます。

 

そしてもう1つがアムステルダムスプレー。

こちらはリキテックスよりもさらに安い998円!(定価1,500円です) 

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リキテックス・アムステルダムともに容量は400mlです。

私は安さ優先でアムステルダムを使用することが多いです笑

 

もちろん笹部さんはネットの販売もやっていますが、送料は全国一律1,500円。

ただし大型商品は除くとのことで、キャンバスや木枠など大きいものは3,000円掛かります。

 

詳しくはこちらご覧ください。

 

絵師さんでしたらご存知の方も多いかとは思いますが、一度は足を運んでいただきたい画材屋さんです。

株式会社笹部洋画材料店

 

では今日はこの辺で。

クリエイティブさがないと言われているステンシルアートについて

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ステンシルのこと

型紙を作りスプレーを吹き付けて絵柄を作成するステンシル。

意外と簡単で、すぐにイラストや人物画が描けてしまいます。

原理を知らない人が見るとよく驚かれます。

そもそもステンシルってなに・・?という方はこちらをどうぞ↓

www.osaka49ers.com

ステンシルをかれこれ7年くらい続けているのですが、ようやく小遣い稼ぎが出来るかなというレベルまできました。主にクリーマのサイトで販売しています。

※2019-2020年はちょっと休憩中・・

 

価格は安めだと思いますが、型紙があればすぐ完成するので、費用はそこまで上げるつもりもございません。

 

型紙の作成が大変です。

 

そんなステンシルにハマった経緯を紹介しつつ、色々想うことを書いていきたいと思います。

ステンシルとの出会い

私がステンシルを知ったのは、学生の頃フランスへ3週間ほどホームステイしたことがきっかけです。

 

ホームステイ先の子どもが同い年くらいで、ステンシルをしていました。

 

パリ周辺もグラフィティが多く、このころからアートに興味を持ち始めます。

 

帰国してから、友人の顔のステンシルを作成し、Tシャツにスプレーを吹き付けて遊んでいました。

ホームセンターで200円くらいで売っているラッカースプレーを使用していました。

シンナーの匂いがきつくて、色も微妙で乾燥するのも遅いスプレーです。

 

当時は描いた絵を売ることは考えておらず、自己満の世界に入り浸っていたのを覚えています。

ステンシルが売れるようになるまで

2年くらいダラダラと続け、レイヤーを分けて(色調を変えて)制作することが出来ました。

 

で、フリマとかで売れるようになりました。

 

1枚500円とかで。

 

もちろん交通費や出店料・時間を考えると超赤字ですが、反応してくれる人を見るのが楽しくて、そこから継続して出店するようになりました。

 

フリマでは満足せず、大阪のハンドメイドのイベントに出るようになりました。

大阪アート手作りバザールとかはよく出店してました。

通称てづバです。

あとはクリーマのイベントなどに出店していました。

クリーマ側からライブペイントを依頼されたわけでもなく、勝手にブース内でライブペイントしてました。

多分ブース内なのでオッケーなはず。

スプレーは使用していません。

ほとんどのイベントでスプレーの使用はNGでした。

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初めてのライブペイント 大阪アートてづくりバザールにて

ステンシルのスタイル

基本的に人物画です。

顔の型を作成し、スプレーしているだけです。

 

誰でも出来るなーと思いつつも、ステンシルを続けてきました。

 

実際に手で描くとすごく下手です。

 

ステンシルは型紙ありきのアートなのでクリエイティブさがないとも言われます。

あと人物画は著作権の問題もあるので、そこまで派手に稼ぐことも難しいです。(と思っています)

 

ステンシルした絵に対して、ペンキを撒き散らしたり、英字を描いたりすることである程度の雰囲気をだして格好を付けています。

この辺で自分のスタイルというか、自分らしさを表現している感じです。

 

私の個人的な意見ですがステンシルを一言で言うと、「カッコつけが好きそうな楽ちんアート」ですね。

 

もっといろんな技法を取り入れて自分のスタイルを確立していきたいと思いつつも、ずっとこんな感じでダラダラしています。

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2年前にクリーマのイベントでライブペイントした作品

好きなアーティスト

好きなアーティストはkurryさんbuggyさんが好きです。

どちらも大阪のアーティストです。

特にkurryさんの絵はシンプルで、アートに興味ない方でも馴染みやすい絵が多いかなと思います。

このお二方に影響を受けたり受けなかったり。

 

あとは福岡のkyneさん

 

kynegirlと呼ばれる女性を描くイラストレーターです。

海外でも好きなアーティストは色々います。

ベタですがバンクシーなど。

この辺はまた別記事で書いていきたいなーと思います。

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好きなアーティストkurryさんの作品

kurryさんについてはこちらでまとめてみました↓

www.osaka49ers.com

kyneさんについてはこちらでまとめてみました↓

www.osaka49ers.com

ステンシルはアートではない・・?

で、ダラダラとステンシルを続けてきた結果、「ステンシルはアートさがなく、クリエイティブじゃない」という結論に勝手に至ります。

 

自分の中で至ってます。(見せ方次第なんでしょうが。)

 

好きな企業ロゴや人物をコピーして、切り抜くだけ。

時間と根気があれば誰でもそれなりの絵が描けます。

 

クリアファイルなどで型紙を作り、それをインスタで販売している輩もいます。

スヌーピーやらミッキーやら・・

 

そういうのを見るとますます誰でも出来るやんと思ってしまいます。

原理は簡単ですし。

 

いかに自分のスタイルを確立するか。

そこんところをしっかりと考え今後は制作していきたいなーと思っております。

 

では今日はこの辺で。