ステンシルのこと
型紙を作りスプレーを吹き付けて絵柄を作成するステンシル。
意外と簡単で、すぐにイラストや人物画が描けてしまいます。
原理を知らない人が見るとよく驚かれます。
そもそもステンシルってなに・・?という方はこちらをどうぞ↓
ステンシルをかれこれ7年くらい続けているのですが、ようやく小遣い稼ぎが出来るかなというレベルまできました。主にクリーマのサイトで販売しています。
※2019-2020年はちょっと休憩中・・
価格は安めだと思いますが、型紙があればすぐ完成するので、費用はそこまで上げるつもりもございません。
型紙の作成が大変です。
そんなステンシルにハマった経緯を紹介しつつ、色々想うことを書いていきたいと思います。
ステンシルとの出会い
私がステンシルを知ったのは、学生の頃フランスへ3週間ほどホームステイしたことがきっかけです。
ホームステイ先の子どもが同い年くらいで、ステンシルをしていました。
パリ周辺もグラフィティが多く、このころからアートに興味を持ち始めます。
帰国してから、友人の顔のステンシルを作成し、Tシャツにスプレーを吹き付けて遊んでいました。
ホームセンターで200円くらいで売っているラッカースプレーを使用していました。
シンナーの匂いがきつくて、色も微妙で乾燥するのも遅いスプレーです。
当時は描いた絵を売ることは考えておらず、自己満の世界に入り浸っていたのを覚えています。
ステンシルが売れるようになるまで
2年くらいダラダラと続け、レイヤーを分けて(色調を変えて)制作することが出来ました。
で、フリマとかで売れるようになりました。
1枚500円とかで。
もちろん交通費や出店料・時間を考えると超赤字ですが、反応してくれる人を見るのが楽しくて、そこから継続して出店するようになりました。
フリマでは満足せず、大阪のハンドメイドのイベントに出るようになりました。
大阪アート手作りバザールとかはよく出店してました。
通称てづバです。
あとはクリーマのイベントなどに出店していました。
クリーマ側からライブペイントを依頼されたわけでもなく、勝手にブース内でライブペイントしてました。
多分ブース内なのでオッケーなはず。
スプレーは使用していません。
ほとんどのイベントでスプレーの使用はNGでした。
ステンシルのスタイル
基本的に人物画です。
顔の型を作成し、スプレーしているだけです。
誰でも出来るなーと思いつつも、ステンシルを続けてきました。
実際に手で描くとすごく下手です。
ステンシルは型紙ありきのアートなのでクリエイティブさがないとも言われます。
あと人物画は著作権の問題もあるので、そこまで派手に稼ぐことも難しいです。(と思っています)
ステンシルした絵に対して、ペンキを撒き散らしたり、英字を描いたりすることである程度の雰囲気をだして格好を付けています。
この辺で自分のスタイルというか、自分らしさを表現している感じです。
私の個人的な意見ですがステンシルを一言で言うと、「カッコつけが好きそうな楽ちんアート」ですね。
もっといろんな技法を取り入れて自分のスタイルを確立していきたいと思いつつも、ずっとこんな感じでダラダラしています。
好きなアーティスト
好きなアーティストはkurryさんとbuggyさんが好きです。
どちらも大阪のアーティストです。
特にkurryさんの絵はシンプルで、アートに興味ない方でも馴染みやすい絵が多いかなと思います。
このお二方に影響を受けたり受けなかったり。
あとは福岡のkyneさん。
kynegirlと呼ばれる女性を描くイラストレーターです。
海外でも好きなアーティストは色々います。
ベタですがバンクシーなど。
この辺はまた別記事で書いていきたいなーと思います。
kurryさんについてはこちらでまとめてみました↓
kyneさんについてはこちらでまとめてみました↓
ステンシルはアートではない・・?
で、ダラダラとステンシルを続けてきた結果、「ステンシルはアートさがなく、クリエイティブじゃない」という結論に勝手に至ります。
自分の中で至ってます。(見せ方次第なんでしょうが。)
好きな企業ロゴや人物をコピーして、切り抜くだけ。
時間と根気があれば誰でもそれなりの絵が描けます。
クリアファイルなどで型紙を作り、それをインスタで販売している輩もいます。
スヌーピーやらミッキーやら・・
そういうのを見るとますます誰でも出来るやんと思ってしまいます。
原理は簡単ですし。
いかに自分のスタイルを確立するか。
そこんところをしっかりと考え今後は制作していきたいなーと思っております。
では今日はこの辺で。