ベースとなるデザインを決めて、デザインを印刷したら次はカットです。
デザインの作り方についてはこちらの記事をご覧ください。
前編・後編があります。
改めて、ステンシルするうえで必要なものをまとめると・・
- カッター(デザインナイフ)
- カッティングマット
- スプレーか絵の具
- キャンバスなど(描くもの)
- 最終仕上げ用の絵の具・筆
あとは紙を切り抜く根気と時間ですね。
これが作業の中で一番時間が掛かります。
必要なものは全て100円均一で購入できます。
(デザインを作成するのにPCが必要・そのデザインを印刷するのにプリンターが必要。などはありますが)
100均でも良いのですが、、きれいに仕上げたいという場合は以下をおすすめします。
- カッターはOLFA
- カッティングマットは大きめのもの(A3以上)
- スプレーはリキテックス
ステンシル:カッティングしていく
いよいよステンシル(型紙)を作っていきます。
まずカッティングマットの上に、デザインを作成し印刷した紙を置きます。
カッターはOLFAのデザインナイフがおすすめです。
で、印刷した線に沿ってカットするだけです。
シンプルにただそれだけです。
ただ、全てそのままカットしてしまうと、繋げないといけないところが繋がっていなかったり、型紙として完成させることが出来ません。
ある程度全体の完成図をイメージしながらカットしていきます。
これは何回かやっていくうちに身についてくると思います。たぶん。
カットする際は、いかにデザインの線通りにカットできるか、人物の場合は特に目元の部分を細かくきれいにカットできるかが重要です。
デザインの線に忠実にカットすることでより綺麗な仕上がりになると思います。
カットするサイズにもよりますが、2レイヤーであれば1時間くらいでカットできるかと思います。
1、2レイヤーをカットするとこんな感じに仕上がります。
ステンシルに使用する紙について
今回はコピー用紙なので、薄くてカットしやすいですが、スプレーした後は紙がへたってきます。
型紙に強度が欲しい場合は、コピー用紙の下に画用紙をひいて2枚まとめてカットします。
なぜ2枚まとめてカットする必要があるのか。
画用紙の場合、厚みとサイズの問題で、家庭用プリンターでは紙が通りません。。
なので、まずコピー用紙にデザインを印刷し、印刷した紙を画用紙の上に重ねてテープで貼り付け、2枚カットしています。
2枚カットは結構な力が要りますし、刃もすぐにダメになってしまいます。
ただ、ライブペイントの時はある程度の厚みが無いと壁に貼り付けることが難しいので、画用紙を使用することがほとんどです。
もう1つのメリットとしては、画用紙であれば型紙として長持ちします。
1回しかその型紙を使用しないのであれば問題ないのですが、時間を掛けて作った型紙・・また再利用したいですよね。。
量産できるのもステンシルの良いところです。
型紙を長持ちさせるには、
- 紙を厚紙のものにする(画用紙など)
- 使用後、一旦乾燥させ、新聞紙などで挟んできちんと保存する
です。
ではステンシルを使ってスプレーをしていきたいと思います。
こちらからどうぞ↓